突然,あなたが逮捕されることになったら,一体どうなるのか?
そんな「まさか」の出来事から始まる,わかりやすい刑事手続に関するパンフレットをご紹介します。
埼玉弁護士会・刑事弁護の充実に関する検討特別委員会(通称,刑弁充実委員会)において,2008年に発行したものです。弁護士吉岡毅も同委員会の委員として,作成に全面的に関わりました。
コラムを含めて本文16ページほどですが,逮捕,勾留,起訴,公判と続く刑事手続の流れ,刑事裁判の原則,弁護人の役割,私選弁護人と国選弁護人の違い,そして法テラス(司法支援センター)の問題点など,誰もが気になる点が一通り説明されています。
被疑者国選制度の説明などについて,やや古くなった部分もありますが,刑事弁護人の役割について知るためには,是非一度お読みいただきたいパンフレットです。
PDFファイルでダウンロードできるようにご用意しました。
パンフレット 「『あなた』の刑事弁護人 弁護士会が紹介します」
- 目次 -
まえがき
1 刑事事件は突然やってくる ~ある日あなたも被告人に~
2 損害賠償を請求される
3 刑事裁判は民事裁判とこう違う
4 被疑者に刑事弁護人が必要な理由
5 被告人に刑事弁護人が必要な理由
6 無罪の推定
7 被疑者が弁護人を付ける方法
(1) 自分で弁護人を依頼する場合(通常の私選弁護人)
(2) 弁護士会を通じて依頼する私選弁護人
(3) 被疑者弁護人援助制度による私選弁護人
(4) 被疑者国選弁護人
(5) 日本司法支援センターによる国選弁護人候補の指名
8 被告人が弁護人を付ける方法
(1) 私選弁護人
(2) 国選弁護人
9 弁護士会は私選弁護人を紹介します
コラム 国選弁護人を指名する「法テラス」って何ですか
編集後記