弁護士が日々出会う事件は,弁護士にとっては日常的な体験でも,普通に生活している皆様にとっては,かなり非日常的な世界です。
それだけに,事件を自分のこととして初めて経験するときには,先の予想がつかず,不安ばかりの苦しい体験になりがちです。
でも…
とりあえず他人事としてなら,興味深いドラマチックな物語として楽しめそうな気がしませんか?
似たような事件の依頼を考えている人にとっては,ある種の疑似体験や予行演習にもなります。
もしそれが,依頼したい弁護士の経験談であれば,その弁護士の力量や考え方を知る手がかりになるかもしれません。
ここでは,弁護士吉岡毅が実際に経験した事件の中から,事件類型ごとに,法律の不思議さ(面白さや不合理さ)に触れられる事件,弁護士としての技術や倫理観などが表れる事件,比較的珍しい結果となった事件など,なるべく特色のあるものを選んで順次ご紹介していきます。
非日常的な事件の物語の小径(こみち)へ,あなたも一緒に迷い込んでみてください。
※弁護士の守秘義務の観点から,事件や個人を特定できない程度に事実を改変した「物語」を紡いでいきますが,あくまでも「実話」を基に構成しています。
※現在,「事件簿」のリンク先には工事中のページがやや多くなっています。少しずつ戻していきますので,気長にお待ちください。※
◆事件簿No.02-家事事件の小径
◆事件簿No.04-犯罪被害者支援の小径
◆事件簿No.05-人権擁護活動の小径