瑞雲と知性

いつだか誰かが、今後は多めの更新だとか言っていた気がしますが……。

 

 

 

それはそうと、浦和の埼玉県庁近くで、とても素晴らしい光景に出会いました。

 

コチラです。

埼玉県庁の空に浮かぶ虹色の雲
瑞雲(ずいうん)

いわゆる「瑞雲」(ずいうん)と呼ばれる現象ですね。

 

古来より、吉兆、瑞相の一つに数えられ、彩雲とか、慶雲、景雲などとも言うようです。

実際に見た印象では、この写真よりもずっと大きく、明るく、ハッピーに感じました。

 

もちろん、突き詰めれば気象現象に過ぎませんが、それでもやはり、2年目のアネモネ法律事務所を祝福してくれているような気がして、とてもうれしかったです。

 

 

 

こうした偶然の出来事に意味を与えて解釈することを、非科学的、非論理的だと言う人もいます。

 

けれども、それっておかしいです。

 

芸術の美しさも生命の奇跡も、本質的には偶然の集合に過ぎません。

素晴らしい人間の想像力こそが、それを見出したのです。

 

科学的な法則でも、結局は同じです。

それを見出すべき知性こそが、それを見出すのです。

 

瑞雲だって、いつも胸を張って上を向いて歩いている人にしか、気付けないのです。

 

突き詰めれば偶然に過ぎないことにも「縁」を感じる心の働きは、言ってみれば、知性そのものなんじゃないでしょうか。

 

 

 

オチも何もない話にすごい不安を感じるのも、知性のあらわれです。

 

要するに、吉兆だと思えば何でも吉兆ですよ、という話のようです。

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コメント: 1
  • #1

    私も自然崇拝者です (月曜日, 27 3月 2023 08:51)

    人が作り出したこの世の全てのものは現在の科学ではなく自然から知性をもたらした物と信じています。
    自然も又誰かによって作られたのでしょうね。瑞雲の読み方が解らなくて調べていたら色んな雲があることにぶつかり8:50貴殿のコメントにぶつかり感動してます