もちろん替え玉

泊まりで福岡に出張してきました。



事件は,私がさいたま家庭裁判所から専門職の成年後見人として選任を受けて,被後見人のために貸付金を回収しようとする民事裁判です。

法的に難しい点もなく,勝訴もしくは勝訴的和解による解決の見込みを持っていたのですが,とにかく最低でも一度は福岡地裁まで出向く必要がありました。


忙しかったので飛行機での日帰りも考えましたが,費用がかなり高額になり,和解協議となった場合の裁判の終了時刻が不明だったこともあって,なんとか時間を作って,新幹線とビジネスホテルがセットになった格安旅券を手配し,福岡で一泊することにしました。往復だけで13時間の長旅です。


しかし,これが当たりでした。


新幹線のグリーン車は電源が自由に使えて作業スペースも取れるので,行き帰りともにノートPCで書面作成に集中でき,仕事が非常にはかどりました。


夜は夜で,何も無いビジネスホテルですから,仕事しかすることがありません。



中洲などという楽しげな場所のことなど,私はこれまで見たことも聞いたこともありませんから,「ホテルから歩いてすぐ中洲じゃん」とか知っていたからといって,夜にふらふらと出歩いて遊び歩くなどということは決してありませんでしたし,ましてその晩にお酒など一滴たりとも飲んだはずがなく,ひたすら夜中まで仕事に没頭していたに違いないと思うわけですが,人の記憶は意外と不確かなものだという見方も無いとは言えません。


もちろん,福岡と言えば「豚骨ラーメン」と「もつ鍋」でしょう,なんてことを全く思いつきもしませんでしたので,ここで写真を載せて嬉しげにご報告するようなことも特にないのですが,私のスマホに不思議なデータが残っていましたので,よく分かりませんが何となく貼り付けておきます。


福岡・一幸舎の豚骨ラーメン
博多一幸舎の味玉チャーシューメン
福岡・笑樂のもつ鍋
笑樂のもつ鍋

ともかく,予想どおり費用もかなり節約できましたし,時間も無駄にならず,裁判でも無事に和解が成立しました。

 

 

一幸舎,うまかったなぁぁぁ。